お子さまのお口の
健康を守る「小児歯科」
お子さまは心も身体も成長過程にあります。お口のなかでは乳歯が生え、それが成長とともに永久歯に生え替わっていきます。お口は大切な栄養となる食べ物の入り口ですので、歯や歯ぐきの健康は全身の健康をも左右します。みなとみらいシーサイド歯科の小児歯科では、お子さまの成長に合わせて、むし歯に代表されるお口のトラブルを予防するためのさまざまなプログラムをご用意しています。
みなとみらい
シーサイド歯科の
小児歯科への取り組み
当院では、お子さまが歯医者さんを好きになり、お口のケアを身につけて楽しく通ってもらうことを目的に、お子さまとの信頼関係の構築を大切にしています。3歳を過ぎると意思の疎通が取れるようになりますので、コミュニケーションをとりながら進めていきます。
また当院では、管理栄養士による栄養指導を行っています。離乳食がなかなか進まない。偏食で困っている。栄養はとれているのか。などお食事に関するお悩みが多くあると思います。歯に関してだけでなく、食生活に関しても専門スタッフによるサポートをできる体制を整えております。
楽しいキッズスペース
当院では、お子さまに「歯科医院は怖いところ」という印象を与えないように、わくわくしていただけるようなキッズスペースをご用意しております。保育士が常駐しているため、小さなお子さんを預けて治療を受けていただくことも可能です。どうぞ安心してご来院ください。
ガチャガチャ
治療を頑張ったお子さまには、ガチャガチャを楽しんでいただいております。頑張ればガチャガチャで遊べることで、治療のモチベーションアップにつながります。
保育士が在籍しています
当院には、安心してお子さまを預けていただけるように保育士が常駐しております。また、治療の際もお子さまのサポートをしますので、「歯科医院は楽しいところ」と思っていただきやすくなります。
※保育士は不定期になります。ご希望の方はお電話でご確認の上ご利用ください。
歯科医院に通う
タイミング
お子さまを歯科医院に連れて行くタイミングのひとつは、「乳歯が生え始めたころ」です。乳歯は生えたときからむし歯にかかるリスクを負いますので、その時期の口腔ケアのポイントをお伝えします。
乳歯が生えてからのケアも大切ですが、歯が生える前からお伝えできることもたくさんあります。授乳の仕方、抱っこの仕方、離乳食の与え方などお口の健やかな発育をサポートさせていただきます。歯医者にお越しになるのに早すぎるという事はありませんので、お気軽にご来院ください。
子どもの歯の特徴
むし歯になりやすい
乳歯や生え変わったばかりの永久歯は、安定した永久歯と比べて構造的に弱くむし歯になりやすい傾向があります。そのため、歯科医院の受診を短期間やめていただけでむし歯になるようなケースも少なくありません。
むし歯の進行が早い
乳歯は永久歯よりも薄いため、早期にむし歯が進行します。一方、大人のむし歯はゆっくり進行するため、放置してしまいがちです。
むし歯に気づきにくい
歯と歯の間のように目立たない箇所にむし歯ができることが多いため、発見が遅れてしまいがちです。十分に観察しなければ見落としてしまうリスクがあります。
痛みを感じにくい
お子さまは痛みの感覚が十分に発達していないことで、むし歯がかなり進行していても痛みを訴えない場合があります。
小児歯科について
「乳歯は、やがて抜けて永久歯に生え替わるから……」とお子さまのむし歯を放っていませんか？それは大切な永久歯の健康をおびやかします。進行した乳歯のむし歯を放置すると、そのあとに生えてくる永久歯のエナメル質の形成不全につながり、弱くなるリスクを負います。また永久歯が生えてくるスペースを確保して、理想的な位置にガイドするという乳歯の役割を果たせず、歯並びが悪くなる可能性も高まってしまいます。
更に、むし歯で歯が痛くてしっかり咬んだり、食べたりできないと、お口まわりだけでなく全身の成長にも悪影響を与えます。「食べること」は栄養補給のためであることはもちろん、「楽しみ」「生きがい」など心の健康にも繋がります。
子どものころから、口腔ケアの意識を高め、健康を保てれば、年齢を重ねても自分の歯をいつまでも健康な状態に保つことができます。
小児歯科に通うメリット
むし歯予防につながる
定期的に受診していただくことで、むし歯を初期段階で発見できるようになります。早期発見・早期治療により、通院の負担を抑えつつ歯を守ることができます。
歯に対する意識が高まる
小さい頃から歯科医院に通うことで、歯を守ることに対する意識が高まり、生涯におけるむし歯や歯周病のリスクが減少します。
苦手意識が芽生えない
小さい頃から歯科医院に通うことで、「歯医者=怖いところ」という先入観や苦手意識が芽生えにくいため、大人になってからも歯科医院に通い続けることができるでしょう。
ベストなタイミングで矯正治療ができる
矯正治療は始めるタイミングが重要であり、時期を逃すとお子さまへの負担が大きくなることがあります。継続的に歯科医院に通うことで歯の生え替わり状況を把握できるため、矯正治療を始めるタイミングを逃しません。
小児予防歯科
永久歯に生え変わったり顎が成長したりと、子どものお口の中は目まぐるしく変化します。そのため、毎回同じように歯磨きをするだけでは歯のトラブルを防ぐことはできません。定期的に歯科医院で正しい歯磨きの方法を習得したり、歯のメンテナンスを受けたりすることが大切です。
予防歯科メニュー
定期検診
定期検診では、歯の状態や生え変わりの状況などをチェックします。異常があればすぐに対処し、通院や医療費の負担を抑えます。定期検診を受ける頻度はお子さまの状態や年齢などで異なりますので、まずはお気軽にご相談ください。
PMTC
PMTC（Professional Mechanical Tooth Cleaning）は、歯科衛生士が専用器具で歯に付着した歯垢や歯石、バイオフィルム、着色汚れなどを徹底的に取り除き、歯の表面をなめらかに磨き上げる処置です。歯がつるつるになることで歯垢が付着しにくくなります。
フッ素塗布
フッ素は普段から口にしている野菜や海産物などにも含まれている成分で、法律で定められた基準に従って使用することで、優れたむし歯予防効果を発揮します。フッ素には、次の効果があります。
- むし歯菌の活動抑制
- 歯質を強化することでむし歯菌が出す酸で溶けにくくなる
乳歯や生え変わったばかりの永久歯はむし歯になりやすいため、定期的に高濃度フッ素を塗ることが大切です。効果を維持するために、3ヶ月程度の頻度で施術を受けていただくことをおすすめします。
シーラント
シーラントは、生えたばかりの奥歯の溝に歯科用プラスチックを詰めて、食べカスが詰まることによるむし歯を防ぐ処置です。奥歯の溝は複雑な構造をしているうえに歯質が弱いため、むし歯になりやすい傾向があります。
シーラントの効果を維持するために定期検診で奥歯の溝をチェックして、必要に応じて再施術を受けることが大切です。
歯磨き指導
歯磨き指導では、お子さまの歯並びや歯の状態に合わせて適切な磨き方を歯科衛生士がアドバイスします。十分に磨けていないと、歯垢や歯石が次々と溜まっていきます。当院では、お子さまはもちろん親御さまにも仕上げ磨きの方法をアドバイスしておりますので、磨けているかわからないという方もお気軽にご相談ください。
保護者の方へのお願い
歯磨きをしないと歯医者に怒られる、甘いものばかり食べていると怖いよ、などと脅すと歯科医院が嫌いになる恐れがありますので、ポジティブな言葉をかけてあげるようお願いいたします。
